異文化ギャップマネジメント研修

日本と海外で異なる文化的常識が生むコミュニケーションギャップを可視化し、自分軸認識と対話力を強化して風通しの良い職場と組織の生産性向上を実現

受講対象者

本研修は、特に以下のような役割を担う方々に最適です。

このような方におすすめです

  • 海外赴任や海外チームとの協働を控えている社員
  • グローバルプロジェクトに関わる営業・技術・企画・管理部門の担当者
  • 外国籍社員と日常的に接するマネージャーやチームリーダー
  • 異文化コミュニケーションに苦手意識やストレスを感じている社員
  • 多様性のある職場での円滑なコミュニケーションを目指す全社員

研修で解決できること・目指す姿

現場の課題を明確にし、具体的なゴール達成をサポートします。

よくある悩み

  • 「なんでこの人には、伝わらないんだろう・・」
  • 「自分の意見をいつも否定されて、いらいらする・・」
  • 「いつも話の行き違いがあり、仕事が止まってしまう・・」
  • 「なんであの人、いつも私の話を遮るんだろう?もっと聞いてよ!」
  • 「チームをまとめたいけれど、世代も性別も違ってうまくまとめきれない・・」
  • 「上司の指示がいつも曖昧すぎる。もっと具体的に言ってくれないと、何を求められてるのかわからないよ。」
  • 「同僚の態度が気に食わない。もうちょっと協力的でいてくれればいいのに。」

研修のゴール

  • 異文化によるズレや誤解の原因を理解できるようになる
  • 自分のコミュニケーションの傾向を客観的に把握できる
  • 考え方の違いを埋める対話力が身につく
  • 風通しの良い職場づくりに貢献できるようになる
  • 生産性や人間関係の改善につなげられるようになる

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

ビジネスの土俵が グローバルになったとたん、コミュニケーションが難しくなるのはなぜか?

多くは言語が異なるからに集約されてしまいがちですが、実際には言葉は通じているのにうまくいかない、このようなケースが世界中で報告されています。

コムPLUSでは、この現象に注目した研究である異文化コミュニケーションをベース・コンセプトに置いています。

とくに日本のビジネス文化がグローバルビジネスの現場で生みだすギャップに注目。
どのようにうまく埋めたら良いのかのソリューションを提供しています。

異文化ギャップマネジメント研修のゴール

受講後にできるようになること:個人ベース

  • 人とコミュニケーションしたときの、感覚的なズレや違和感(ギャップ)の原因をグローバルな視点で分析できるようになる
  • 自分のコミュニケーションスタイルを客観的に捉えられるようになり、「自分軸」を認識できることで、ギャップを感じても動揺したり、感情的な反応をしなくなる
  • 仕事を進める上での「考え方」や「やり方」のギャップを埋める、「対話力」が向上する

受講後にできるようになること:組織ベース

  • 質の高い「対話」を通して、風通しの良い心理的にも安全な職場風土を醸成できるようになる
  • 職場のコミュニケーションが良くなることで、業務効率が上がり、生産性も高まる
  • オープンなコミュニケーションが定着することで、職場の人間関係がよくなり、離職率も低下する

ベースプログラム(1日版)の流れとコンテンツ概要

研修の流れ

ベースプログラムでは、ビジネスで異文化コミュニケーションを学ぶ重要性について学習します。 異なる価値観や考え方が、仕事を進めていくうえで思わぬギャップを生む構造についてを、体系的に研修の流れに沿って理解を深めていきます。

研修コンテンツ

研修では、目には見えないコミュニケーションギャップを異文化理解の指標をつかった「ものさし」で数値化し、自分や組織、理想の姿との間にあるギャップを可視化させる手法を用います。ディスカッションを通して自己と他者理解を深めます。

  • 国籍/出身地/性別/年齢/職業/社会的立場などの違いから生まれるコミュニケーションの課題を、【言語】【マインド(心構え)】【スキル(知識)】面からワンストップで解決できる
  • 日本と海外の文化やビジネスギャップを日本語・英語両言語で説明できるプロによる分かりやすい解説
  • 顧客ニーズに合わせ「研修/個別コーチング/育成プラン設計/チーム文化変革」など幅広くオーダーメイド対応
  • 早くから海外進出を手掛けた大手日本企業や欧米グローバル企業への豊富な導入実績
  • 導入しやすくリーズナブルで分かりやすい価格設定

この研修が選ばれる理由

貴社の課題解決に貢献する、本研修ならではの強みをご紹介。

3つの特長

  • 実務直結のギャップ可視化ワーク

    実際のビジネスケースを用いて無意識に生じるコミュニケーションギャップを「ものさし」で数値化し、即時に改善策を体得します。

  • 文化配慮型対話メソッド

    言語の違いだけでなく、価値観や行動様式のズレにも配慮した対話フレームワークを学び、多様なチームでも信頼関係を築けます。

  • 段階的フォローアップ体制

    研修後もフィードバックセッションやツール提供で定着を支援。自分軸認識と対話力を継続的に強化し、組織変革を促進します。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

カリキュラム例
テーマ内容
ギャップ マネジメント価値観や考え方の根底にある「文化的な常識」が生むギャップについて学ぶ
マナー ギャップ「失礼のないマナー」の常識ギャップ:カジュアル派?VS フォーマル派?
メッセージ ギャップメッセージの送り手と受け手の責任ギャップ:全部言ってよ!VS 空気読んでよ!
ディスカッションギャップ議論するときの常識によるギャップ:まずはしゃべりたい派? VSまずはちゃんと最後まで聞いてから派?
ケース スタディギャップマネジメントの「ものさし」を使って、ケースを分析。実際の使い方を学習する

日本人が損していると感じるグローバルビジネスでの場面とは?

いい第一印象を与えなきゃダメな場面
日本のビジネス文化では当り前のマナーが、相手によっては“仇”になっていることに気付いていないケース。
相手を納得させなきゃダメな場面
日本式の丁寧な説明の仕方が、聞き手の期待している説明の仕方とズレているがために、伝わっていないどころか却って混乱させてしまっているケース。
ディスカッションに参加しなきゃダメな場面
いいアイデアはあるのに、タイミングをうまくつかめなくてそれを披露できずに終わってしまったケース。その結果、相手から“できない人”と評価されるのを見ると、心から残念だと感じます。

日本人はなぜ、グローバルビジネス環境でパフォーマンスを出すことが難しいのか?

グローバルに活躍したいと考えた場合、多くの日本人は英語学習に注力します。もちろんそれは大事な要素のひとつで、外すことはできません。ただ、私たちはその「英語の使い方」に注目することも、それと同じくらいに重要だと考えています。

言葉の使い方は、その文化に大きく影響されています。文化が違えば当然、その使い方のルールも変わるのです。

私たちが、日本人がなぜグローバルとなると途端にパフォーマンスを出せなくなる理由は、そこにあると考えています。

英語がグローバルビジネスでの共通言語とされている以上、まずは「英語の使い方」の常識を学び直す方が、実際には英語でのコミュニケーション力をあげる近道なのです。

コムPLUSの基本メソッド Gap Management

コムPLUSでは、英語の使い方の違いによって生じるコミュニケーションギャップに注目し、そのギャップを適切に埋めていくメソッドを「ギャップマネジメント」と名付けて展開しています。

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