ホスピタリティは、人の「喜び」や「しあわせ」に貢献することで得られる自分自身の喜びを意味します。
従って、この仕事を通じてお客様、仲間に貢献することで得られる笑顔や感謝などの喜びは私たちの仕事におけるエネルギーの源泉です。
私共は、そのホスピタリティの考え方を企業運営に生かし、そこで働くスタッフの皆さまの輝きと成長で価値を最大化し、お客様、企業の輝きを導く、唯一無二のサービスを提供しております。
ホテル開業研修では、ホテリエとしての誇りや接客スキルの向上、チームワークの醸成、自律型人財の育成を通じて、ホテル開業に必要な「礎」を創造します。
ホテル開業向け研修 研修スケジュール
DAY1 接客サービス力向上ホスピタリティ研修【基礎編】
DAY2 接客サービス力向上ホスピタリティ研修【実践編】
DAY3 コミュニケーション・チームワーク力向上研修
DAY4 自ホテルサービスを考えるワークショップ
DAY5 問題解決・目標達成PDCAワークショップ
DAY1 接客サービス力向上ホスピタリティ研修【基礎編】
- 研修の目的
- ホテルの語源である「ホスピタリティ」を理解し、ホテリエとしてホスピタリティをどのように仕事に活かすのかを学びます。
- お客様に貢献することが自分の喜びに繋がるホスピタリティ・マインドを理解し、そのマインドをお客様に伝わるように伝える表現力を磨きます。
- 同じホテルで働く仲間の考え方や想いを知ることで相互理解を高め、同じ価値観・基準で接客サービスが提供できるようになります。
- 研修の企画・設計意図
- 講師の17年間のホテリエ経験も交えて、ホテルの語源である「ホスピタリティ」を分かり易く、経験談も踏まえて解説します。
- 講師からの一方的な説明ではなく、個人・グループワークやロールプレイングも取り入れながら実際の接客の現場で役立つ研修とします。
- 様々なワークを通じてお互いの価値観や想いを共有しながら、これから一緒に働く仲間との交流、関係性を深める場にします。
- 研修の最後に「私たちがお客様にホスピタリティを提供する上で大切にしたいこと」をグループで考え、明文化します。
DAY2 接客サービス力向上ホスピタリティ研修【実践編】
- 研修の目的
- サービス業の時代潮流を知り、これからの時代に求められるホテルサービスを理解します。
- お客様がして欲しいことに気付く「洞察力」を磨き、ホスピタリティの基礎となる「目配り」「気配り」「心配り」の仕事への活かし方を学びます。
- 「等価価値」を超えた「付加価値」サービスとは何かを理解し、新ホテルで私達がお客様に提供すべきサービスとは何かを考えます。
- 研修の企画・設計意図
- サービスの時代潮流から、これからの求められる「付加価値」サービスを、理論、実践も踏まえて習得していただきます。
- ホスピタリティを体現する為のロールプレイングを取り入れ、実際の接客に必要なマインド・スキルを落とし込みます。
- 研修の最後に「私たちがお客様に提供する付加価値サービスとは?」を皆で考え、「満足領域」ではなく「感動領域」のサービス提供を目指します。
DAY3 コミュニケーション・チームワーク力向上研修
- 研修の目的
- ホスピタリティは顧客への「もてなし」や「厚遇」といった意味だけでなく、全ての人間関係に介在します。ホスピタリティをコミュニケーションに活用することで他者との「関係の質」が向上し、様々な成果に繋がることを理解します。
- 自分から主体的なコミュニケーションを取ることが相手との良好な関係構築の潤滑油となり、それによって築かれる「共創関係」が仕事のやりがいや楽しさ、生産性の向上に繋がることを学びます。
- これから一緒に働く仲間の想いや価値観を共有し、コミュニケーションを通じてお互いの理解を深めてチームワークを高めます。
- 研修の企画・設計意図
- ライフ・ラインチャートを取り入れ、各受講者のこれまでの人生の歴史を皆で共有することで、相互理解を深めます。
- 自分達にとって高いパフォーマンスを上げる組織には、個々人がどのような言動・行動・態度を心掛けるべきかを考え、チームの答えを導きます。
- 研修の最後に「私たちがお互いに働きやすい職場にする為に、各自が守るべき行動は?」を考え、未来に向けたチーム作りに役立てます。
DAY4 自ホテルサービスを考えるワークショップ
- 研修の目的
- これからの時代のホテリエは、お客様に宿泊や料飲サービスを提供するだけでなく、それがお客様の喜びや価値にどう結びつくかを考えながら接客サービスを提供することが重要です。自ホテルの提供する「価値」について考えます。
- 自ホテルの強み・ターゲット・ポジションを考え、ホテルがお客様にどのようなサービスを提供していきたいのか、個人、チームで考えます。
- これから一緒に働く仲間の想いや価値観を共有し、これから目指すホテル像を皆でイメージします。
- 研修の企画・設計意図
- 個々人がイメージする「自ホテル像」を考え、これから目指すホテルの具体的なイメージを共有します。
- ホテリエとして現場のオペレーションを回すだけでなく、戦略的発想を持ち、意志を持って接客サービスができるように促します。
- 研修の最後に「私たちがお客様に提供する接客サービス」を考え、明文化することで想いの共有、一体感を醸成します。
DAY5 問題解決・目標達成PDCAワークショップ【基礎編】
- 研修の目的
- 日々の仕事の中で問題は日々起こり続けます。しかし問題が起こることが問題ではなく放置して問題解決しないのが問題なのです。個人、チームの問題を前向きに捉えて問題を解決する方法を学びます。
- 目標設定の仕方から、目標達成するまで具体的な道のりをPDCAをベースに理解します。
- 受講者全員で1年後のこのチームの「あるべき姿」を目標設定し、皆で一丸となって新ホテルのオープンに向けてONE TEAMとなります。
- 研修の企画・設計意図
- 問題をネガティブではなく、ポジティブに捉えて、問題解決のフレームを使って問題を解決する思考を養います。
- 会社から与えられる目標ではなく、「なりたい自分(ホテリエ)像」を目標設定し、その目標を達成する為のPDCAを策定します。
- 研修の最後に「本チームの1年後のあるべき姿」を設定し、皆でひとつになって新ホテルオープンに向けて邁進する礎を築きます。
講師紹介

船坂 光弘
ザ・ホスピタリティチーム株式会社 代表取締役
新卒でホテルのオープニングを経験し、以降17年間ホテルマンとして現場でホスピタリティを体現。ホテルマン時代には、ベルマン、フロント、販売、バンケット、企画、宴会予約、ウェディングなど様々なセクションを経験し、ウェディング支配人時代には、ハード・ソフト両面で改革し、日本のホテルウェディング売上増部門で帝国ホテルを抜いて全国第1位となり、地方ホテルとしては異例の日本一を実現した。