クレーム&カスタマーハラスメント対応研修

クレームとカスタマーハラスメントを正しく識別し、ホスピタリティ視点で組織的に対応する実践フローを習得し、クレームをファン化チャンスに変える改善プロセスも習得

受講対象者

本研修は、特に以下のような役割を担う方々に最適です。

このような方におすすめです

  • 接客業に従事する現場スタッフ
  • クレーム・お客様対応を行う担当者
  • 理不尽な要求や暴言対応に悩む方
  • クレームとカスハラの違いを学びたい方
  • 部下のメンタルケアに取り組む管理職
  • 組織的な初動対応を整備したい人事担当者
  • クレームをファン化につなげたい方

研修で解決できること・目指す姿

現場の課題を明確にし、具体的なゴール達成をサポートします。

よくある悩み

  • クレームとカスハラの違いが曖昧で判断に迷う
  • 全てをハラスメント扱いし、誠実なお客様を失望させてしまう
  • 事務的でなく、寄り添う対応力を身につけたい
  • 暴言・脅し・土下座強要など具体的事例の対応がわからない
  • ストレスで離職が増え、チームの士気が下がっている
  • クレームをチャンスと捉える視点が不足している
  • 組織的な予防策や初動フローがなく、個人対応に依存している
  • 接客でクレームを未然に防ぐコツを知りたい

研修のゴール

  • クレームとカスハラの違いを知り、適切な対応フローを理解する
  • ホスピタリティをベースに、お客様に寄り添うクレーム対応スキルを習得する
  • クレームを“ファン化チャンス”へ転換するサービスリカバリープロセスを体得する
  • カスハラ対応を担当者任せにせず、組織で守り合う文化を醸成する

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

本クレーム&カスタマーハラスメント対応研修は、長年のホテルの現場経験豊富な講師が、実際の現場での対応を具体的に解説します。

そして、クレームとカスハラを “別物” として切り離すのではなく、クレームとカスハラの違いを理解し、どのタイミングでカスハラ対応に切り替えるかを判断できるフレームを習得します。

そのうえで、クレームに関しては「ホスピタリティを基盤とした寄り添い型の対応」、そしてカスタマーハラスメントは「初期対応からエスカレーションも含めた毅然とした対応」を理解します。

更には、クレームを起こさないためには、どのような接客が必要なのかをロールプレイで体現するなど、リスクヘッジだけではなく、顧客満足度視点も取り入れた実践的な研修内容です。

この研修の特徴

  • ホテルの最前線で培ったリアルな事例を踏まえた本物の実務を習得できる。
  • コンプレイン、クレーム、カスタマーハラスメントの違いを理解でき、それぞれの対応方法が具体的に分かる。
  • クレームとカスハラを“連続線”で捉える独自メソッドを採用し、寄り添い対応から毅然対応へ切り替えるタイミングが理解でき、迷いなく行動できる。
  • お客様の笑顔を原動力にするホスピタリティの核を理解し、どんな場面でも “サービスの本質” をぶらさずに発揮できるスキルを身につける。

この研修が選ばれる理由

貴社の課題解決に貢献する、本研修ならではの強みをご紹介。

3つの特長

  • 現場直結のケーススタディ

    ホテル最前線のリアルな事例をもとに、即時実践可能な対応スキルを体系的に学びます。

  • ホスピタリティ×毅然対応メソッド

    寄り添うクレーム対応と、必要な場面で切り替える毅然としたカスハラ対応を一体的に習得できます。

  • 組織で支える文化醸成

    初動フローからエスカレーションまで、組織全体で守り合う仕組みを構築し、ストレス軽減と離職防止を実現します。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

テーマ 内容
1.オリエンテーション
  • 講師自己紹介
  • 内容説明
  • アイスブレイク
2.接客の本質ホスピタリティを理解する
  • ホスピタリティの意味と意義
  • ホスピタリティの種類
  • 私たちの仕事の目的
3.クレームとカスタマーハラスメントの違いを正しく理解する
  • クレームとカスハラの違いと判断基準
  • クレームとカスハラの対応手順
  • クレームからカスハラに切り替えるタイミング
4.カスタマーハラスメント対応ケーススタディ
  • カスハラ対応の「NG対応」と「OK対応」の違いを考える
  • 例)延々と続く電話対応
  • 例)お客様に怒鳴られた際の対応
5.クレーム・カスタマーハラスメントを未然に防ぐ接客術
  • 顧客の心を満たす交流分析ストローク
  • 顧客を笑顔にする笑顔の提供
  • 親身に聴く傾聴力を磨く

研修の監修者

経験豊富な専門家が研修プログラムを監修しています。

船坂 光弘
この研修の監修者

船坂 光弘 - ザ・ホスピタリティチーム株式会社 代表取締役

新卒でホテルのオープニングを経験し、以降17年間ホテルマンとして現場でホスピタリティを体現。ホテルマン時代には、ベルマン、フロント、販売、バンケット、企画、宴会予約、ウェディングなど様々なセクションを経験し、ウェディング支配人時代には、ハード・ソフト両面で改革し、日本のホテルウェディング売上増部門で帝国ホテルを抜いて全国第1位となり、地方ホテルとしては異例の日本一を実現した。

その経験を生かしてホスピタリティこそサービス業の核心だと実感し、2008年にザ・ホスピタリティチーム株式会社を開業。

いかにハードが良くてもスタッフの心、ホスピタリティが足りなければサービス業としてビジネスは上手くいかない。単なる接客を超えたホスピタリティビジネスの新たな可能性を感じ、コンサルティング・研修・講演サービスを通じて、サービス業界の発展と輝きのある社会を目指している。

ホテル、ウェディング施設、飲食業界、トリマー業界、ドレスショップ、旅館業、病院、住宅、不動産、保険、IT、介護施設等、今まで500社以上の経験と実績を持ち、様々な業種のホスピタリティの創造に向けたコンサルティングを全国で展開。

キーセッションでは、ホスピタリティを軸にさまざまな研修プランを監修・提供している。
接客・接遇・サービス力向上のホスピタリティ研修
人間関係の悩みを解決し社内活性化を図るホスピタリティ・コミュニケーション研修
ザ・ホスピタリティチーム株式会社の研修プランを見る

■経歴
・1991年日本大学理工学部機械工学科卒
・1991年東洋観光事業ホテルブエナビスタ入社 ベルマン、フロント、販売、バンケット、企画、宴会予約、ウェディングなど17年間で様々な部署を経験し、ホスピタリティを現場で体現。
・2008年ザ・ホスピタリティチーム(株)開業
500社以上の支援実績、2万人を超える受講者
・2023年ザ・ホスピタリティチーム(株)開業15周年を迎える

■保有資格
日本ホスピタリティ推進協会認定 ホスピタリティ・コーディネータ
認定NO.HC00372
日本ホスピタリティ推進協会認定 グローバル・ホスピタリティ・コーディネータ
認定NO.GH00026

■講師としての実績
・500社を超える講師としての実績
・延べ2万人を超える受講者

■出版・監修の実績
・『接客サービス業のリーダーにとって一番大切なこと~お客様にもメンバーにも熱愛される「ホスピタリティチーム」の作り方~』(PHP研究所)
・『ホスピタリティを経営戦略に生かし収益を最大化する5大ポイント』(日本コンサルティング推進機構出版)
・『人を生かして勝ち抜く最強マネジメント』(セルバ出版)

研修費用

ご要件に合わせ柔軟にご提案いたします。

導入費用
研修スタイル/集合研修 5名~ 50名様
料金/ 3時間 22万円(税込)~
6時間 33万円(税込)~
対象/全スタッフ
※ 東京都内以外の場合は別途交通費を頂戴いたします。
※ 受講人数に関しては2名様~50名様まで可能です。
※ 研修内容・時間に関しては、貴社の課題に合わせたアレンジが可能です。

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