組織を守るリーダーに今求められるハラスメント防止スキルとは
本ハラスメント防止研修は、ハラスメントのリスクを無くすといった視点ではなく、ハラスメントの基礎を理解しながら、職場の人間関係の質を高め、心理的安全性の高い職場をつくり、ハラスメントの発生を未然に防ぐことを目的としています。
共感力や相互理解を向上させることで、互いを尊重し合う職場環境を築き、健全な組織文化を育む方法を学びます。実践的な事例とロールプレイを通じて、具体的な対策を理解し、実際の職場での適用を目指します。
ハラスメントを未然に防ぐ上で大切なこと
ハラスメント研修というと、「部下にこれを言ってはいけない」「飲み会に誘ってはいけない」といった、「してはいけないこと」のリスクを無くす為の内容が多いのが現状ですが、実は、このことにより、上司が部下を腫れ物に触るように扱い、コミュニケーションが希薄となり、よりハラスメントのリスクを高めるようなことが起こっています。
したがって、ハラスメントで大切なのは、「してはいけないこと」ではなく、「上司が部下の心を満たす行動を積極的に行い、部下との関係の質を高め、強固な信頼関係の中で健全な衝突が起きても動じない組織をつくることです。
その上で、相手への尊重や承認をベースとした思いやりや気遣いを意味するホスピタリティをマネジメントに活かすことはハラスメントの防止に大きな効果を発揮します。
この研修の強み
- 上司は「してはいけない」ことを指摘するのではなく、部下の心を満たし「関係の質」を高める為には、何が必要なのかを学べる。
- 一方的な講義ではなく、受講者参加型でワークやロールプレイもあり、受講同士から気づきが得られる。
- ハラスメントを防止する方法といった「手法論」に留まらず、相手を尊重、承認するホスピタリティの考え方を通じて、人としての「あり方」から解決先を導いているところ。
- 講師の長年の現場経験、管理職経験から、実際の体験に基づく解説による共感性、説得力。
期待される効果
- 上司と部下、同僚同士のコミュニケーションがスムーズになり、職場全体の雰囲気が良くなる
- ストレスの少ない職場環境が生まれ、社員のモチベーションが向上します
- 働きやすい環境が整うことで、社員の仕事への満足度が向上する
- 社員が安心して意見を言いやすい環境が整い、チーム全体の信頼関係が向上する
- 社員が長く働きたいと思える職場環境が整い、離職率が低下する