地域金融機関向け資金運用担当者研修 ― 「説明できる運用」を実現する

運用判断を理事会で伝える力を磨き、説明の価値を高める。

受講対象者
  • 地方銀行・信用金庫・信用組合・農協・年金基金・労働金庫・生協・その他法人の資金証券運用担当者
  • ALM・市場運用部門の若手〜管理職職員
  • リスク管理担当者
  • 企画担当者
無料で問い合わせる

研修で解決できること・目指す姿

よくある悩み

  • 運用判断の根拠を、理事会や検査当局に説明できる形で言語化できていない
  • 本部の運用方針と、担当者個人の相場観による判断の間にギャップがある
  • 低金利環境からの変化に対応した運用知識のアップデートが追いついていない

研修のゴール

  • 自らの運用判断を「説明できる状態」で理事会・上位者に説明できるようになる
  • 金利のある世界における資金・証券運用の考え方を体系的に理解する
  • 担当者間で運用判断の根拠を共有できる共通言語を持つ

研修内容

実践的プログラムをご提供します。

地域金融機関の資金証券担当者向けに提供してきた債券ポートフォリオ運用セミナーをベースとする。「説明できる判断だけが価値を生む」という考え方のもと、オンライン受講にも対応した実践的なカリキュラムを提供する。

各テーマでは、運用理論の解説と並行して、実際に理事会や上位者にどう説明するかを想定した言語化のワークを組み込む構成とする。オンライン受講の場面では、対面での質疑応答に代わるチャット入力等の手段を用い、双方向のやり取りを保ちながら進行する想定である。

完全独自プログラムであり、「知識」ではなく「説明できる状態」を売るという独自のコンセプトに基づく。登壇者は約30年の債券ポートフォリオ運用を持つ。

この研修が選ばれる理由

  • 実践的なカリキュラム

    オンライン受講にも対応し、理論解説と実践的な言語化ワークを組み合わせたカリキュラムを提供します。研修を通じて、運用判断を説明できる力を身につけます。

  • 経験豊富な講師陣

    30年以上の実務経験を持つ講師が登壇し、公的年金や企業年金の運用に携わった実績をもとに、受講者にとって価値ある知識とスキルを伝えます。

  • 変化への対応力強化

    低金利環境からの変化に対応した運用知識を体系的に理解し、金利のある世界での資金運用の考え方を習得します。変化に強い運用判断力を育みます。

カリキュラム

具体的な学習項目と研修の流れをご紹介します。

テーマ内容
金利のある世界への変化を捉える主な内容
・長らく続いた低金利環境からの転換点
・金利のある世界における資金・証券運用の考え方の変化
・低金利環境下で定着した運用行動のうち、見直しが必要なもの
・金利のある世界で評価損益がどう変わりうるか
・他の地域金融機関がどのように対応を進めているか
演習:自行の運用環境の変化を振り返るディスカッション。あわせて、低金利環境下で身につけた習慣のうち、見直すべきものを洗い出すワークを行う。
到達点:金利環境の転換を踏まえた運用の視点を持ち、見直すべき運用行動を具体的に洗い出せるようになる
意思決定プロセスとALMの視点主な内容
・デュレーション・イールドカーブといった基本的な考え方
・地域金融機関の実務に即した運用判断への応用
・登壇者自身が実践してきた運用の意思決定プロセスの紹介
・ALM(資産・負債の総合管理)の意義と重要性
・預金・貸出とのバランスを踏まえた運用の考え方
演習:自行のポートフォリオを想定した基礎演習。あわせて、ALMの視点から自行の運用方針の位置づけを点検するワークを行う。
到達点:基本的な運用理論を自行の実務に接続でき、ALMの視点から自行の運用の位置づけを説明できるようになる
投資判断を言語化する主な内容
・自らの運用判断の根拠を、理事会や上位者に説明できる形で言語化する思考の整理方法
・「説明できる判断だけが価値を生む」という考え方
・判断プロセスシート・モニタリングシートといった記録の型
・理事会・投資家それぞれに対する説明方法
・AIを活用した説明資料作成・業務効率化の考え方
演習:実際の運用判断を題材にした言語化ワーク。あわせて、判断プロセスシートのひな形とAIを使い、自身の運用判断を説明資料に落とし込む演習を行う。
到達点:「説明できる状態」で投資判断を語れる、AIを活用した業務効率化の視点も持てるようになる
リスク管理とケーススタディ主な内容
・信用リスクと金利リスクそれぞれの管理の考え方
・地域金融機関の実務に即した運用判断への反映方法
・金利上昇局面における資金・証券運用の技法
・資金期日ギャップの考え方
・信用リスクモニタリングの基本的な視点
演習:受講者自身の自行における運用判断を題材に、説明資料や説明トークに落とし込む演習。あわせて、資金期日ギャップと信用リスクモニタリングの視点からポートフォリオを点検するワークを行う。
到達点:学んだ言語化の思考法を実際の理事会説明に使える形に落とし込め、金利上昇局面での運用対応まで実践できるようになる
フォローアップセッション主な内容
・全4回の研修実施後、日々の業務の中で新たに浮かんだ疑問への回答
・研修で理解が浅かった部分や、改めて確認したい論点の補足説明
到達点:研修内容を実務に適用する過程で生じた疑問を解消し、理解と実践の定着を図る

研修の監修者

成田俊介
この研修の監修者

成田俊介

博士(経営学)

1991年シュローダー証券入社。投資銀行部門でM&A業務を経験したのち、1995年より債券ファンドマネージャーとしてバークレイズ・グローバル・インベスターズ(現ブラックロック)、企業年金連合会、明治安田アセットマネジメント等に勤務。公的年金、企業年金、投資信託等の運用に携わる。2024年に独立。運用実績で受賞歴多数。筑波大学博士(経営学)​

受講者の声

評価損の解消そのものではなく、判断のプロセスを『説明できる』ようにすることが重要だという指摘に強く共感しました。自分たちの運用も一度整理してみたいと思います。

金利上昇局面でどう対応すべきか悩んでいましたが、リターンを安定的に確保できる道筋が見えました。

経営陣への説明の難しさをずっと感じていたので、本日の内容を参考にしたいと思います。運用担当者にとって『説明力』がいかに重要かを痛感しました。

これまで感覚に頼ってなんとなく運用してきた部分があると気づかされました。判断プロセスシートやモニタリングシートの活用など、実務にすぐ生かせるヒントをいただきました。

導入実績

ファイナンシャル・トレーニング・カンパニーの研修実績をご紹介します。
様々な企業様にご導入いただき、成果を上げています。

中規模地域金融機関様

研修規模 10 研修期間 2日間


研修目的

当該金融機関の資金証券部門では、運用判断の根拠を理事会や検査当局に説明できる形で言語化できていないという課題を長らく抱えていた。

研修内容

研修は、地域金融機関の資金証券担当者向けに提供してきた債券ポートフォリオ運用セミナーをベースに実施した。「説明できる判断だけが価…

クリックで詳細を見る

研修費用

ご要件に合わせ柔軟にご提案いたします。

標準プログラム:10時間 事前ヒアリング(1時間)+研修全4回(各2時間)+フォローアップセッション(1時間)・25名 150万円〜180万円(税抜き)
1日2時間 25名の場合:50万円 (税抜き)
1日4時間 25名の場合:90万円 (税抜き)

研修会社紹介

ファイナンシャル・トレーニング・カンパニー

資産運用・企業財務の第一線で培った専門知識を、実践で成果を生む力へ。金融プロフェッショナルの育成を支える高度なオーダーメイド研修を提供

第一線の金融実務経験

長年のファンド運用や銀行実務で培った知見をもとに、現場の投資判断や企業価値向上に直結する実践的な金融研修を提供します。

課題に合わせた研修設計

受講者の経験や組織の課題に合わせて内容を設計し、資産運用やコーポレートファイナンスなど高度なテーマにも柔軟に対応します。

理論を実践力へ転換

金融理論を学ぶだけで終わらせず、分析・予測・意思決定・説明まで実務で再現できるスキルとして身につけることを重視します。

無料で問い合わせる

以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。

最短30秒 研修導入の無料相談はこちらから